角面取り鉋は四十五度の面取り専用鉋になります。用材の角の面を取る為の道具で一般的な鉋名は角面取鉋と呼ばれておりまが切面鉋と呼ぶ場合もあります。。角面取鉋は平刃で四十五度を保持するための定規が取り付けてあります。定規はネジ調整で九十度に向かい合う定規が、開いたり閉じたりするようになっており、加工する面幅を決めます。この可動する定規部は角ダボ、鉄ネジ、木ネジと方式は変わらず常に在庫の用意が有ります。包春の鉋刃は上質な切れ味をだす鉋刃ですので、一般に見られるような、用材が定規とこすれ合う部分が磨き艶を出すような鉋ではありません。四十五度よりころんだ面を取る、エテ(猿)面鉋、などもあります。面を取る為の鉋ですので定規に備えつけてある鉋台を少しずつ動かし鉋の切れを持たせる使い方があります。