次世代の鉋 | |
削り屑が鮮やかに舞い上がる鉋削りは人を魅了します。さぞかし名工の拵えた鉋刃と連想するのは素人ばかりではありません。削り屑の薄さを競う大会でも技の巧手よりも、鉋刃の銘に注目が行くのが大方の思いです。日本刀と言えば切れ味、石や金属などがスパスパ切れる思いは映画テレビで御馴染みの場面になりますが。鉋は刃が切れるだけでは削り屑を舞い上がらせることはできませんが、刃研は切れ味のネックにはなります。砥石と申せば天然砥石が最高の切れ味を出すが価格もピンキリで簡単に買えないようだ。だが、天然砥石も人造砥石の良さに売れ行きがサッパリと嘆いていた。天然モノが人工モノに飲み込まれる、職人技が飲み込まれた替刃鋸などを考えれば世の流れとみるだろう。今では、鍛冶屋の廃業等で、鉋刃制作に、ありがたくない価格高騰に需要と供給のバランスが崩れ、買い求めるに困難を期しているこんにち。鉋にも時代の変化対応する鉋が出始めていることにご存じだろうか。鉋刃は鑿と違い、平たい面に鋼を付けただけの構造で、替刃式鉋も一般的な鉋として需要があるが。切れ味を要求するに何か物足りなく感じる方に、自身で研いで、これまでの切れ味の要求を引き出すことが出来る鉋。 鋼は硬度高く鋭く研ぐことが出来る日立安来鋼青紙0号を使用、切れ味鋭く研ぎ上がり、刃物の持つ切れ味は保証します。 |
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【使い方】 だれでも削れる仕立、切れなくなったら刃を替えるだけの手間いらず。 【切れ味】 使ってわかる。鉋台と替刃の一体を成す切れ味。 【効率性】 鉋身が逆目(sakame)を止める新式構造。 【簡易さ】 シンプルな裏金の無い一枚刃で、刃口は小さな包み台仕込みと、他の鉋には 見受けられない造り。 |