楽器を作る道具に興味のある方も多いと思います。平出刃monoで扱っている道具を紹介いたします。
平出刃monoで扱っているヴァイオリン鑿は昔、あるヴァイオリン工房からの注文で拵えた道具です。
彫刻鑿が基準になっております。お聞きいたします。何故に鑿の幅が握りの方にいくと鑿幅が狭くなるのですか。製作に関係があるのですか、常に疑問を持っております。もし、何かの意味があるのでしたら取り入れたいと思っております。
フィッシュテール鑿は欧米の彫刻鑿を真似たもので、何で刃の部分が裾広がりになっているのかは解りませんが、日本では裾広がりは縁起が良いとされておりますが、面白いので拵えた商品です。
内丸鑿が一般の丸鑿の基準のRになりますので、丸鑿というと内丸鑿になります。丸鑿の刃表でしゃくり下げることが出来ますし、鑿の両サイドを使う事で色んな彫りが出来ます。
平刃はおもに彫刻の平面(地透き、浮き彫りなどの平面)あるいは彫刻の凸面を彫り削る作業に使います。
外丸鑿とは外鋼になります。外丸は曲線に沿った直線的な彫刻に向いております。刃は抉り刃研ぎになっておりますので、鑿専用の砥石が必要になります。
三角の角度は60度です。他45度、90度、外鋼三角なども特注で御注文出来ます。